
よし、書くぞ!(キリッ!)
はじめに
ブログを始めてから『文章を書くこと』に意識が向くようになりました。考えを文を書いて読む人に伝えるってすごく大事なことだと思います。
SNSやブログの発信だけでなく日常の仕事にも大変役に立つ能力の一つですね。僕が文章術云々を人様に言えるほどの知識はありません。
ブログも練りに練ってからと思って今までやってましたが、今回は【書くこと】について想い浮かんだママを「サラッ」と書いて投稿しようかなと。
\それもありですよね/
けど本心は、これから文章術をどうやって磨いていくか、その決意表明というか目の前に落ちていた勉強法を見逃していた自分の反省文に近い内容を述べています。
それでは本編を始めましょう。

こんなにあった文章術の本
自室の本棚をあさってみると何冊かの文章術に関する本が出てまいりました。

どれも良い本ばかりだと思うのですが、買って読まずだったり、最後まで読まずにやめてしまったりで。表紙を眺めていると、いつも衝動で本を買ってしまい、読まずに積読していることへの反省が生まれてきて。これではダメなと。
これを機にガチで文章術を身につけようと思い、改めてこれら文章術の本を読んでいこうと言う意志が芽生え始めました。
なので、これら本のなかに文章術に役立ちそうなアイデアがないかなーと読み直しています。
書くために読む
ありましたありました!見つけましたよ。
書くにはまず「読む」ことなんだよと。
僕自身、前々からこのことは考えてましたが、ぼやっとしたまま放ってましたね。では考えを具体化する言葉を引用しましょう
読むことと書くこととは、葉っぱの表裏のようなもので、本来、一体のものでしょう。あなたは、なにかを書きながら、ときどき、書いたものを黙読していませんか。あるいは、声を出して読むこともあるでしょう。誰かの文章を読みながら「ここはおかしい。自分ならこう書くのに」とか、「ここはすばらしい。自分にはとても書けない」とか思うこともあるでしょう。読みながら書くことを意識する。そういうことが少なくないはずです。
この本は、文章のみがき方を考える本ですが、あえて「読む」という項目を設けたのは、「良い文章を読むことは、いい文章を書くための大切な栄養源だ」という思いが私のなかにあるからです。
『文章のみがき方』 辰濃和男著 岩波新書 3繰り返し読む より<引用>
やっぱりそうなんですね。呼吸も「吸って」「吐いて」が当たり前のように文章も「読んで」「書いて」が表裏一体で同時進行を続けないと文章力は高まらないんですね。
これは発見です。
もう一つはですね。こうやってなんとなく気がついていたことを達人の知恵を借りて自分のなかに具体化していく。明確な言葉として落とし込んでいく。これが「勉強」なんだなと。今回この記事を書くことによって一石二鳥の発見がありました。
では書き方はどうでしょう?
では読んだ人に届く書き方はどうなんですかね?
文章の内容は言わずもがな、読んでみたいと思って頂くにはどうしたらいいか。それはこの本にありましたね。
文章には適量がある
広告に目を惹かれたとき、私たちは一瞬にしてそのスペースの中の文字量を察知します。弁当の箱の大きさにパッと身の適切なサイズがあるように、ボディコピーのブロックにもグッドデザインの分量があります。コピーに限りません。手紙にも企画書にもレポートにも、文章に人に読みたい気を起こさせる適量があります。
弁当を開けたときと、文章を前にしたときとが違うところは、読む一種の作業で必ずしもオイシイことではありませんので、原則、文章は少ないほど良しです。
『名作コピーの教え』 鈴木康之著 日本経済新聞出版社 レクチャー12 書くトレーニングより
よく手紙文は長いがいいか短いがいいかと言いますけど、やはり文字の量にそのヒントがありそうですね。
また、くどくどと同じことを繰り返したり、接続詞が適切でなかったり、代名詞指示語が多くてなにをいってるか分からなかったり。
この本は『名作コピー』のことを書いているのでした。瞬発力がものをいう『広告文』を書く方は余計に意識されるところなんでしょう。
それともう一つ。先の引用文では広告を『弁当箱』に例えられてました。
僕は、
ブログもそうだなと
思いました。
ご飯やおかずを一つのパッケージに詰め、箸を添えて、ヒモやビニールフィルムで包む、駅弁なんかは包装紙も付いてますね。
ブログも文章という『ご飯とおかず』を画像やリンク、文字のフォント、レイアウトで整えていく。
もちろん主材の『ご飯とおかず』が美味しいのが大前提ですが、読んで頂く方がパッと見た瞬間に包装紙やパッケージのデザインで『美味しそうだ』と連想して頂くことも大事なんですね。
またまた、大発見でした。
