
はじめに
皆さんこんにちは。
仕事で4月より担当替えがございまして、今まで担当していた僕の仕事を2年目のスタッフ(30代 女性)に引き継ぐことになりました。仕事に興味を持ってもらおうと、僕が関心を持っている航空貨物と世界経済を絡めて話をしたんですよね。
すると食いついてきて「へぇ〜。係長は投資も詳しいんですねぇ」てな感じになり、会社で加入している「確定拠出DC年金」の運用方法の概略をアドバイスしていると、
「実は変額保険に入るか迷っているんですよねぇ」とのこと。
実は僕自身「死亡補償1,000万円」の変額保険に加入していたのです。もう7〜8年位前のことですけど。
その時の記憶では保険会社から受け取った「解約返戻金」のシュミレーションをエクセルで再計算したことろ、2年間は返戻金なし。10年は払い込んでやっとプラスになりという感じで。
手数料が高いなぁーと思って2ヶ月で辞めてしまいました。
変額保険のことならワシに任せろ!
そんな記憶もあり、また少し良い格好しようとのスケベ心もあり、
それじゃワシに任せろ!変額保険のことアドバイスしたるわぁ😤
と大見得を切りました。
しかしですねぇ。家に帰ってからエクセルやら資料を探したのですが、家の引っ越しやパソコンの買い替えで全く資料が残っておらず💦
変額保険 VS 複利運用 比較
保険提案書を借り受けて、
しょうがねぇなぁーと「投資金額:毎月3万円」の「変額保険返戻金 6%運用」と「株式投資 5%」のシュミレーションをしたんですよ。(ちなみに死亡時の補償は2,800万円でした)
こんな👇感じで。

やはり運用には大きな差が出ましてね。何のこととかと疑問を感じて、その子が持ってきた保険提案書に書いてありました。
やはり高いと言わざるを得ません。それに比べて僕が保有している「eMAXIS Slim 北米株式(S&P500)」(商品概要Webサイト)なら管理手数料0.0968%です。手数料が元本から差し引かれればそりゃ運用に差が出て当然です。
仮に10年契約を継続して投資元本「3,600,000円」を比較すると、
変額保険 6%運用 3,540,000円
投資信託 5%運用 4,636,106円
その差はなんと!1,096,106円!
資産運用でお金を託すのは「投資信託」に軍配が上がりますね。
そして翌日僕は彼女にこの計算結果を説明。今一度話を聞くと、変額保険も資産運用としてのみ考えているとのこと。
投資信託に比べて運用予測にも難があり、死亡補償「2,800万円」も受け取ることを目的としていないのであれば変額保険はいらないねとの説明に納得の様子。
次なるは「マネックス証券」「SBI証券」「楽天証券」で口座開設をするとのこと。ならば同時に「積立NISA」も口座開設もしたらいいよとアドバイス。
口座開設をしたらファンド選びを教えて下さい!とのことでした。
そこでも『そんなことは朝飯前!ワシに任せろ!😤』
と申し上げて今回の変額保険の相談は一旦ケースクローズとなりました。
土筆を発見!ツイート
まとめ
ではまとめです。
保険に対する僕の考えは過去のブログをご参照ください。

そして今回の変額保険のまとめをすると、
○変額保険は手数料の面から資産運用には不利
○万が一の補償と資産運用は分けて考える
ですね。生命保険は通算保険期間で考えると「住宅」や「クルマ」につぐ高額商品です。
保険会社から提案を受けたのちに、契約書と設計書、払込保険料の累積額をご自身で計算する。その上で、その目的を明確にしてから加入されるのがよろしいのではないでしょうか。
万能な投資商品はありません。
投資商品には「長所」「短所」の両面があることを頭に置いて「慎重」に検討をすることですね。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。それではまた👋