
🇺🇦侵攻による経済的混乱は実生活にも
皆さん、こんにちは。
ロシア🇷🇺のウクライナ🇺🇦への軍事侵攻は長期戦の様相を呈しており、世界経済への混乱も深刻になってきております。実生活に出てきてますね。
まずはなんと言っても、
ガソリンが本当に高くなりました。
僕が通勤で使っているのは「軽ハイブリット車」。
燃費も良く、燃料タンクも27Lしかないので、今までガソリン代気にならなかったのですが。給油ランプ(残量4L)が点灯してから給油した場合。
今までならガソリン満タン2,000円でお釣りが来たのが、今日は3,000円でも満タンにならなかったです。
これは家計に響きます。
そして次に混乱を実感するのはリアルの仕事です。
僕は海外へ航空便で貨物を送り出す輸送手配の仕事をしております。今までは円安になると輸出企業が為替差益も含んで収益を得ようとすることから、輸出貨物輸送が増加する傾向にありました。
しかし、今回の円安では荷動きが「パッタリ」。それもそのはずコロナによる減便に加え、ウクライナ侵攻によりロシア上空を通過出来ず、減便を余儀なくされる航空会社が相次いでおります。
さらに航空運賃は高騰しており、現在の物価高の傾向は世界的な物流網の混乱が影響しているでしょう。
独ソ戦を読みました。
物価高や経済ニュースだけではなく、ロシア🇷🇺の軍事侵攻が始まって以来、僕はウクライナ🇺🇦のことが頭から離れずにおります。
なのでブログもいくつか書きました。


今回はさらに違う視点から考えを深めようと「独ソ戦」岩波新書を読みました。
この本から、独ソ戦は、一つの作戦での犠牲者数から「人類史上最悪の戦い」であったことをまず理解しました。(ソ連軍の犠牲者数<推定>11,285,057人 「独ソ戦 はじめに」より引用)
そしてこんな考えがまとまりました。
この戦いでドイツは敗戦国となりましたが、ナチスの負の清算を清算し、50年の東西分裂を経て再統一。現在ヨーロッパのリーダー国となりました。
一方ソ連(現ロシア)は戦勝国でした。東欧諸国を自国と西側諸国の緩衝地帯として機能させます。ソ連邦の崩壊を経験しましたが、政治指導者の独裁体制、イデオロギーは継続しておりました。
「独ソ戦」を勝利することで清算することなく継続した「独裁国家体制」。そこに今回のウクライナ🇺🇦侵攻の遠因を垣間見たように思います。
これ(ナチスドイツ)に対し、ソ連にとっての対独戦は、共産主義の成果を防衛することが、すなわち国家を守ることであるとの理論をたて、イデオロギーとナショナリズムを融合させることで、国民動員をはかった。かかる方策は、ドイツの侵略をしりぞける原動力となったものの、同時に的に対する無制限の暴力を許した。また、それは、中・東欧への拡張は、ソ連邦という、かけがえのない祖国への安全保障のために必要不可欠であるとの動機づけにもなったのであった。
独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 大木毅 岩波新書
この本を読み解くと、大儀なき戦争。外交交渉などを一切介さず、敵国が屈服するまで、侵攻した国を属国とするまで徹底的に叩く戦い。
それに突き進んでいるかのような「プーチン氏」のイデオロギーは非常に危険であり、ウクライナ🇺🇦の行く末が本当に心配になります。
やはり戦いは長期化してしまうんでしょうか?
そして🇺🇦の直接支援を微力ながら
それでもう一つ。
今回のウクライナ🇺🇦のことを気にかける本当の理由がここにあります。
Twitter仲間の「のぶさん」が支援されているウクライナのお母さんと娘さんが今週末に日本に到着予定です。そして僕が車で一時的な宿泊先(ホテル)までの移動をお手伝いいたします。
ワルシャワへ脱出され、そろそろビザを取得する予定とのこと。万事順調に進んでくれ!と心から願うばかり。
本当に微力ながら車での送迎でよければと、喜んでお引き受けいたしました。
責任を持って安全運転でホテルまでお送りいたします。
やはり平和は尊いことを実感しました。
それでは今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた👋