
本編を始める前に<今回が60回目の記事投稿!>
皆さん、こんにちは。
実は最近、ブログサイトのほぼ毎日更新を心がけております。
それには訳があって、
やはり100記事ぐらいまでは数稽古だろうとの思いが強いのです。
今回で60記事目の更新となりました。
そこで少しここまでの振り返りを。
僕はTwitterのプロフィールを「投資アカウント」としております。自分も株式投資の情報を得ようとTitterを始めました。
ブログを始めた当初も「投資と名乗っている以上、ブログの記事もアカウントに関連するものでないとダメでしょ!」と考えておりました。
そうすると記事が書けない。
本屋に行けば投資にまつわる本はたくさん売っているし、金融機関のサイトもある。レッドーシャンだなぁと思うと言葉が出なくなってしまいまいした。
ならば、僕は50代、年齢の近い読者層には「健康情報」で勝負だと。それで腸活の記事を書いたのです。


いま思い返すと、資料(参考図書)をAmazon買い、図書館にも通い、プロットを考え、土日休みの全ての時間を投入し、息絶え絶えな感じで書き上げてました。
それもいい経験ではありましたけど。
今後は数稽古をするにも力を入れずに書ける「テーマ」で、記事をお届けしようと思っています。
今回は松浦弥太郎さんの本紹介
見事なコピーライディング!
それで今回は僕の大好きな文筆家である「松浦弥太郎」さんの本の紹介です。
去年の10月にも松浦さんの本を引用して記事を書いてます。

僕が松浦さんを知ったきっかけは、かの有名アパレルSAP企業のメルマガでした。
松浦さんの記事が掲載されていたのは3年くらい前だったと思います。僕は毎週送られてくる「メルマガ」に夢中になり、というのも松浦さん自信がアメリカに渡った時の話と紹介されるユニクロのベーシックアイテムが絶妙で。
それほど見事な「コピーライティング」だったのです。
そして「きほんシリーズ」3冊と出会う
僕はすぐに松浦さんのことを調べ、Amazonで著書を発見。最初に出会ったのが「この3冊」でした。
ページを開くたびに、ものすごく簡単な言葉で書かれている「珠玉の言葉」の数々。そして友達に語りかけるような優しさのある文体で。
しかし、優しい言葉の奥にはモノゴトの真理を「ズバッ」と突く切れ味の鋭さもあり。そして、自分の紡いだ言葉を守ろうとする厳しさも感じます。
なので読むとこうなると思いますよ。
なるほどぉ、こういう考えもあるんだなぁ〜と。
以来この本の虜となった僕は仕事や日常で「迷ったり」「怒ったり」「落ち込んだり」の時に読んでいます。時折、時間を忘れ一気に最後まで読んでしまうほど。
何度も、何度も。
自分でも気がつきませんでしたが、この付箋紙の数が物語ってますね。

3冊並べるとすごいや。
これ以外にも松浦さんはたくさんの本を書かれており、どれも読みやすく面白いです。
それぞれ「ひとつ」づつ引用します
では、この3つのからそれぞれ「ひとつ」づつ言葉を選んでみましょう。
でもこれ大変困難な作業です。
ではまず「はたらくきほん100」から
020 目立たないように目立つ。
仕事をしていると、人に認められたり、喜ばれたりすることを求めて、そのために目立ちたい気持ちがむくむくと湧いてきます。しかし、目立つべきなのは自分自身ではなく、自分が手がけた仕事そのものです。静かに、ひっそりと、粛々と仕事をし、自分だけではなく、その成果だけが目立つように心がける。常に、自分は目立たぬようにするのが賢いのです。
はたらくきほん 毎日がスタートアップ 松浦弥太郎 野尻哲也 マガジンハウス
のっけから「ガツン」と来ました。
これ、出来てるかなぁ〜?
言葉を変えれば仕事は何をしたかではなく「何を残せたか」が問われるのではないでしょうか。仕事をする上で、自分の胸に手を当てて考えたいことです。
061 それは美しいかといつも考える。
姿勢。しぐさ。衣食住。すべてに対していつも「それは美しいだろうか?」と考えます。手がけている仕事があれば、「できあがったそれは美しいか?」と考えます。できあがるまでの仕事ぶりが美しいか?ありようとして美しいか?繰り返し、繰り返し、考えています。
100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート マガジンハウス
これは耳が痛い。僕の仕事の全てにおいて、美しいかと言われるとかなり不安です。
僕の仕事はサービス業、僕自身の発する言葉が「商品」です。そう思うとお客さまとの何気ない会話も気をつけないと行けないですね。
いつも「それは美しいか?」の視点で自分の仕事を見つめたいと思います。
054 人に話しかけるように書く。
文章を書くコツは、「上手」という言葉を忘れること。名文でなくてもいいし、難しい言葉もいりません。親切に、思いやりを込めて、人に話しかけるように、わかりやすさを第一に。「これくらいは知っているだろう」は禁物です。目の前にいる人に話しかけるように、文章の先にいる誰かを思い浮かべて書きましょう。
しごとのきほん くらしのきほん100 松浦弥太郎 マガジンハウス
結局、上手いかどうかよりも、どうやったら人に届くか、伝えたいことは何かを想って書くことが大事なんだろうと。
伝わってこその文章、読み手に何か残せるる文章、それこそが「上手い」文章なんでしょうね。
それは決して書く側が決めることではないと思いました。
このエピソードも書くことの核心をついた、いいエピソードですねぇ。
このアルバムを聴きならが書きました。
カシオペアには珍しくボーカル入りの曲があり、中でも「What can’t speak can’t lie」はこれからも永遠に残る名曲です。
おわりに
この3冊にはこれ以外も本当にいい言葉ばかりです。
これを機会にぜひ手に取って読んでください。
それはきっと皆さんの仕事や日常の暮らしに、役立つものであると確信しております。
読んだら僕に「このエピソードをこんな風に考えました」と皆さま自身の読み方を教えていただけませんか?
それがあってこそ初めて僕のブログは生きてくるのかなぁと。
もし、そんなお声を頂いたら「おっ!ワシの文章がガチに伝わった。嬉しい〜😭」と絵文字の通り涙を「チョチョぎらせて」大喜びしちゃいます。
決して「一方通行」ではなく「双方向」の交流を呼び起こすことこそ、僕がブログを書いている究極の目的です。
最後にもう一つだけ、
あなたにとってのバイブルって何ですか?
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。