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【夏が来れば思い出す】甘いタレが苦い味に変わった青春の1ページ😭!

皆さま、こんにちは。蓮沼五朗(ハスヌマゴロウ)でございます。

いよいよ本格的な夏到来!暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。

『土用の丑の日』はとっくに過ぎた(今年は7月20日でした)のですが、暑い季節に一度は食べたくなるのがアイキャッチにアップした『うなぎ』。

ふっくらと柔らかな鰻の蒲焼を甘いタレのかかった熱々のご飯と一緒に『フーフー』言いながらかき込む!おー!思い出しただけで『よだれ』が出てきますねぇ〜。

ただし僕はこの鰻重を見ると少しほろ苦い若かりし頃の出来事を思い出します。

そんなことを少しお話ししましょうかね。

駆け出し営業マン「ハスヌマゴロウ」

僕は職業学校(工業高校)を卒業し新卒で東京都内の某大手メーカーの『専売代理店(設備工事会社)』に就職いたしました。

技術職希望だったのですが、高校時代の成績が芳しくなく技術系の資格もなかったため、その会社で細々とやっていた傍流セクション「商事部」へ配属となり。

与えられたミッションは「営業」。取り扱い商品は給排水衛生設備、空調機、そのほかビル建築関連の設備機器でした。

と言っても高卒18歳の新人営業マンに重要な仕事が回ってくることはありません。

FAXやワープロがやっと世に出始めた1989年当時、駆け出し新卒営業マンの仕事はというと、先輩と同行しての「得意先まわり」。その席で打ち合わせた内容の「議事録作成」など。

その中でも一番多かったのは「あのお客さんに見積書を届けてこい!」「メーカーに行ってカタログをもらってこい!」「工場から仕様書の最新版を取り寄せろ!」などのいわゆる「使いパシリ」の仕事でした。

当時の僕についたあだ名は『人間FAX』です。

表向きは「ひょうひょう」とやってましたが、内心「忸怩たる」思いもありました。今なら「パワハラ」で訴えられてるんじゃないか?と思うことも何度かありましたね。

大規模開発が盛んな時代

僕が就職した1989年、その年を頂点に日本は『バブル経済🫧』の真っ只中!

僕がその会社で働いていた時に東京23区内とその近郊では『天王洲アイル地域』『幕張新都心』『お台場周辺』『汐留周辺』『横浜みなとみらい』『南新宿鉄道操車場後(現タイムズスクエア)』『新宿新都庁舎』などなど、広大な空き地や埋立地に高層ビルや商業施設を誘致する計画が進行中でした。

現在はどの地域も高層ビルが「ニョキニョキ」立っておりますが、当時は「がらーん」とした空き地。夜になると野良犬が遠吠えをしているような薄暗い場所でした。

今ではどこも『オシャレ✨』なエリアですね。

大規模開発にねじ込んだ会社

そんな中、ある大規模開発に僕がいた会社が参画。参画というよりも角度の「たか〜い」ところでの力学も利用して強引に「ねじ込んだ」案件がございました。

夏のある日。課長やメンターだった先輩を飛び越え、取締役部長から「おーい。蓮沼くん。このXXX (売り込む商品名)の設備図面をXXX(新規お客様名)に届けてきてくれぇ〜」とのこと。

また部長から追加で「もう先方と話は出来てるから。君は詳しいこと知らなくていいよ」とも。

「はい、分かりました!」とA0サイズ(A4サイズの16倍!見開きの新聞紙2枚分!)が数十枚折り畳まれて冊子になっている分厚くて重い設計図面を小脇に抱えて、中央線沿線にある工事現場の事務所へと向かいました。

JR某駅で下車し、駅前の長い坂道を歩くこと10分、工事現場が見えてきました。夏の季節でも当時の営業マンは「ネクタイ」「ジャケット」が必須。クールビズなんて言葉すらありません。

某大規模開発の現場事務所にて

汗びっしょりとなりながら現場に到着。中に入ると。

大型プロジェクトゆえ、数戸のプレハブの現場事務所があり、その中の一つに目指すお客様名の『社旗』が見えました。

ガラガラとブレハブのガラスを開け「ごめんください。XX会社から来ました蓮沼と申します。XXX会社、工事課長のXXX様いらっしゃいますでしょうか?」と僕。

「私だが」

ん?なんだ?この不機嫌そうな感じ、嫌な予感がします。

「弊社部長のXXXの使いで、この図面をXX課長に届けるようにと」「それでお伺いした次第です」と僕は続けました。

その次の瞬間!

「来るとは思ってたが、こんな早く来るとはな💢」「こっちはXXX(ライバルメーカー名)と8割がた話は進んでたんだ!」「それをお前の会社が汚い手を使ってひっくり返しやがって!」

「ふざけるな!」

「帰れ!!💢💢」

僕は顔面蒼白。恐怖におののきながらも声を振り絞り「でも図面だけはお受け取りくださいぃ〜」

そしてお客様は「そんなもん持って帰れ!見たくもないわ!!💢💢💢」とコップに注いであった「麦茶」を

『ビシャッ!!💦』

と僕にぶち撒けました。

現場事務所のテーブルに図面だけは置いて、逃げるように退散した僕。

駅につづく強い西日が背中から差す下り坂を、麦茶でシミになったネクタイをさげ、泣きながらくだりました。

ドラマのような涙の場面ですよね。でもこれノンフィクションです。

手のひら返しとはこれのことかぁ〜

会社に戻り、ことの一部始終を部長に報告。

「ご苦労さん!災難だったね。これクリーニング代にしなさい」

と確か5,000円を現金でくれたと記憶しています。続けて、

「先方のXXX課長はまだ状況を分かっとらんなぁ。よし、ここから先は私たちの仕事だ。社長に報告して対処するから」とのこと。

僕も状況が分からず、詳しく聞く気にもならず。僕は普通の仕事に戻りました。

『麦茶事件』から2日経ったある日。

そして『麦茶事件』から2日経ったある日の朝一番のこと。部長から、

「蓮沼君!この前のXXX課長の上の人から君に電話だよ。僕はいいから直接話して!」とのこと。恐る恐る電話に出ると、

「蓮沼様でございますでしょうか?先日はウチのXXX(課長さん)が大変失礼な振る舞いをいたしました。申し訳ございません。ワタクシ上司のXXXでございます」と大変ご機嫌な声。

言いたいことの真の目的がすぐに掴めなかった僕は「はぁ〜。もう気にしてませんから。ただ図面を届けただけですんで」と返答。

「出来ればお昼にお詫びの席を設けたいと思いまして。本日ご都合よろしいでしょうか?」とのこと。

「空いてますけど。でも部長に報告しないといけません」と僕。

「いやXX部長様にはもう了解をとっております。11時半頃車を向かわせますので、御社ビルの下でお待ちいただけますでしょうか?」と電話が切れました。

近づいてくる「黒塗り」のハイヤー

部長も「行ってくるといいよ」とのことだったので、約束の時間に会社が入っていたビルの外で待つと、遠くから黒塗りのハイヤーが一台近づいてきます。

「まさか、この車じゃないだろうな」

と思っていたところ『キキキィー⚡️』と目の前で停車。なんと!僕を迎えにきた車です。

運転手さんに連れて行かれたのは都内某所の「割烹料亭」。通されたお座敷には電話の声の主ともう一人のお二人が座ってました。

名刺交換をすると、電話の声の主はなんと!『常務取締役』。株クラ界隈の方は誰しもご存じであろう日本有数企業の役員さんです。

「この前大変な失礼をはたらいたXXXは違う現場へ移動となりました」「こちら新任の工事担当XXXでございます」「今日はせめてものお詫びに、ぜひここの鰻を蓮沼様に召し上がって頂ければと」と今まで聞いたことのないような「歯の浮くセリフ」が続きます。

昼間からビールまで出されちゃって。その味は特別苦かった(当時は未成年でしたがもう時効ですよね?)。

そして出てきた『メインディッシュ』は今まで食べたことのないような

「ぶ、分厚い!超極上の鰻重だぁ!!」

でも正直言ってあまり味がしなくて、食べた気になりませんでしたね。

しかし、手のひら返しとはこのことかと、つくづく思いました。僕の知らない角度の高いところでの『力学』がこの会社へもはたらいたのでしょう。

「大人の世界って汚いなぁ〜」ってため息の出る思いが今もするんですよね。

まとめにならない「まとめ」

それ以来僕は夏のうなぎの季節になるとこのことを思い出します。

ちなみに僕が住んでいる「千葉県」で初詣で有名な成田山新勝寺周辺には有名な鰻屋さんがいくつもあり。地元の駅にもこんな看板が出ています。

昔はここ房総半島の背骨『利根川』で取れる鰻を「坂東太郎」と呼び、たいそうな高級品だったとか。

ずーっと言ってるブライベートのバタバタも、あと少しで解決しそうなので、その終わりは「最高級鰻重」で締めようかなと。

いつもは苦い思い出と重なって食べる気にならなかった「鰻」。今年こそは苦手解消!と30年越しの決意をしている今日この頃です。

この話は『30年』も前ですからね。このことを知る人たちはかなりご高齢になられているか、下手すれば『鬼籍』に入られているかなと。そんな思いもあって。

今回は甘いはずの鰻重のタレがほろ苦い味に変わった、僕の青春の思い出を書きました。

まぁ〜なんと有益性のないブログだこと!自分で言ってりゃ〜世話ねぇかぁ。

お後がよろしいようでぇ

それじゃ今回はこれでお開きにします。ここまで蓮沼五朗がお伝えをしました。

それではまた。

ABOUT ME
ハスヌマ ゴロー(蓮沼 五朗)
皆さんこんにちは。僕はハスヌマ ゴロー(蓮沼 五朗)です。このサイトは『健康』『お金』『暮らし』の情報発信をと思って立ち上げました。今後は『蓮沼五朗 ビジネス』として企業紹介や商品プロモやマーケティングなどにもトライ!そんなサイトにしていきます。 みなさまお気軽にお声がけください!